2004年 富士山杯顛末記


2004年の最後を飾る試合に西湘支部から過去最多の21名が参戦!!

富士山杯とは:毎年年末に静岡県で開催される極真の大会。主催は駿河支部。大人から子供まで同時に出れる大会なので西湘支部では 毎年支部一丸となって参戦している。特に三島道場の生徒にとっては年末の一大行事である。


午前は幼年・小学生の部。

富士山杯子供集合


アップ1

アップをしようとして集合したけれどちょっと時間がなかったの図。

アップ2

功輝 試合前の功輝。緊張のきの字も見当たらない。
大物だな、と思ったらこの日は風邪で熱があったらしい。
よい子はまねをしないで下さい。
(試合はエンジンがかからないまま2回戦で敗退。でも、まあがんばった!)

 左から力也・大樹・一平の茶帯組。後ろはパパ2人。大樹の表情が余裕なのは中学生なので試合が午後からなため。横の2人の表情が 暗いのは早々に1回戦負けを食らってしまったため。茶帯仲間の大睦の試合を応援する。

大樹・一平・力也

ヒロ  右が大睦。終始相手のペースで残念ながら敗退。


試合は4面同時進行で次々と進んでいく。当然見れない試合もあった訳で‥
阿部友李は1回戦で自分のペースがつかめずに敗退。
高橋裕也は1回戦を勝利!続く2回戦が期待されたがちょっとあっさり負けてしまう。
川本桜子はもう少し頑張れば勝てそうだったが、やはり後半延びずに1回戦敗退。
‥だったらしい‥(応援してあげられなくてスマン!)


     こちらも試合に負けてしまった拳太郎。かわりに愛梨の応援に熱がこもる。
拳太郎と愛梨

 小学1年生女子の部は人数が少なかったため愛梨は1回勝って決勝へ。 決勝の相手は大柄でその前の試合で相手を効かせて勝ち上がってきていた。 ところが愛梨も根性を出して一歩も譲らない。判定では負けたもののしっかり戦うことのできたいい試合だった。
愛梨試合

   決勝戦を戦った2人は郷田師範と握手。   福田先生と記念撮影。
郷田師範福田先生と




いよいよ午後の部。中・高校生と一般・壮年・女子の試合。



    ちょっと背中が頼もしくなってきた?南2級。緒戦突破。
南

左は応援に来た善波。青木3級は壮年の部に出場。那須4級は悔しい緒戦敗退。
青木

 伊勢原道場から参戦した鈴木6級。34歳ながら一般初級に出場する。家庭を持ちながら熱心に稽古に通う姿はいつも頼もしい。 今までの稽古で培ったものを試そうと試合出場を決意。
 がちがちに緊張してるのがはたから見てもわかる。 中盤、流れが相手のほうに傾くがそれでも最後まであきらめず必死で攻撃の手を増やしていく。結果、見事逆転勝利!
緊張が解けたのか安堵の表情。→

 2回戦で力尽きるが、己のすべての力を相手に試すことができた今大会であった。
鈴木


 左の伊藤は今日は応援。後ろの長合8級は初出場。残念ながら1回戦で敗退したが、本人は頑張ったからか非常に満足気。
 そして誰がこのヒヨコ頭三浦の快進撃を予想しただろうか?!(リラックスしすぎだし‥)
三浦


試合前の大樹。 大樹ムーミン


羽畑  高校生の羽畑8級。初出場。1回戦を起死回生の上段回し蹴りで技ありを奪って勝利。
 しかしダメージは大きく、続く2回戦は胸も叩かれ足も蹴られて‥。
 痛みも本人にとっては勲章らしい。


 4面進行ゆえに全員回りきれなかったのですが‥
 佐藤2級、緒戦で敗れる。もう少し動きたかったところ。
 一方三島の佐藤4級も1回戦でストップ。相手に中に入られてしまっていた。2005年は挽回なるか?!
 笠原1級。1回戦を突破するも2回戦で長野の選手に敗れる。全体的にムラのある試合運び。しばらく試合経験を積むしかないだろう。
 南2級は笠原1級を破った選手と決勝進出をかけて争った。無理に自分のペースを作ろうとせず、相手の技をつぶす格好で粘り強く試合を進める。 しかし終了間際に放たれた相手の後ろ蹴りがこれ以上ない正確さでレバーにヒット。もんどりうって倒れる。本戦ではこの後ろ蹴りは終了と同時に決まったため技ありは 取られなかった。しかしダメージは大きく、延長戦で同じところを狙われて撃沈。3位決定戦でも相手に腹を狙われ1本負け。
 しかしダメージを負いながらでも戦うという姿勢が南2級のこれまでにない決意を感じさせた。次につながる敗戦だった。


  大樹、中学生の部で3位。
  (勝つ難しさを学ぶ大切な時期なのだろう)
  南2級は大事をとって病院へ検査に行ったので表彰式には出られず。(敢闘賞/4位)
みんなで記念撮影

三浦  三浦、なんと一般初級の部で準優勝。しかも奨学金(2万円)もゲット。 決勝では体格の大きい相手に膝蹴りで攻められ負けてしまったものの、それまでの試合はすばらしい内容だった。
 下突きとローキックをしつこくしつこく繰り返し、下がらず相手に喰らい付く。 最もシンプルで最もスタミナが要る一番きつい仕事を逃げずにやり遂げたのは立派。


 今回の富士山杯にはたくさんの道場生が応援に来てくれた。年末に西湘支部一丸となって試合に臨めて本当に良かったと思う。 また2005年に西湘支部旋風を静岡に吹かよう!(今度こそおそろいのジャージを作ってね‥)



          おまけ

青木

 今回、緒戦で敗退した青木3級。みんなを引き連れて打ち上げをしたあとに病院に寄っていた南チームと帰りの電車で合流。
 試合はパンチを封印して蹴り技で勝負をかけたという。(なぜ封印する‥)相手のパンチに抑えられて完敗を喫し、『やっぱパンチですね!今から蹴りを封印してパンチに磨きをかけます!』 ‥だから何で封印なんだ…?





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