2007年真冬の少年キャンプ


西湘支部冬のイベントは少年キャンプ。
気温6℃の天気予報に最後まで悩んだが、この季節に行くこと自体すでに無謀、と強行することに。




仙石原 一見静かだが、バスの中で一番うるさかったのは拳斗。  美しい仙石原。拳斗 『えっ?!天国?!』と叫ぶ。


  今回お邪魔したのは県立芦ノ湖キャンプ村 小田原からバスで45分の旅でした。後半は車酔いとの戦いに。

  さて、到着してまずは今日のミッションの説明
  小学1年生以下は大人と一緒に飯ごうで米を炊きおにぎりを作る。   そして次にバーベキューの準備。
  小学2年生以上は4チームに別れ、飯ごうで米を炊きアウトドア料理に挑戦するというもの。
  『まさかカレーじゃないよね?』などと子供にプレッシャーをかけられ、調査、実験、熟考を重ねた結果
  中村隊長の下した結論は、『おまえら勝手に作れ!!』

  ‥ということで4つの謎の調味料が用意された。
謎の調味料


          各チーム自分たちがゲットした調味料に合わせて食材を選ぶというもの。
          調味料を味見して自分たちで考えなくてはいけない。
          調味料の後に、『長ネギ』または『玉ねぎ』、『キャベツ』または『白菜』を選ぶ。
          それぞれ2個ずつしか用意していないのでジャンケンで勝ったチームが先にゲット。

蘭馬悩む
            味見をしている蘭馬。『わかった。これは醤油だ。』 違うぞ蘭馬!

肉
            肉はラベルをはがして4種類を用意。肉の名前をきちんと言い当てる子供たち。
            一安心したのもつかの間、このあたりから徐々におかしなことになってきた!!



        いよいよ最大の難関 『8種の食材』

食材8種

左から、牛乳・春菊・牡蠣・豆腐・しいたけ・ブロッコリー・ジャガイモ・人参


     じゃんけんで各チーム2個ずつ食材を選んだ結果‥


千尋・幸也難波千尋(4年)・内藤幸也(2年)チーム

調味料:
チャウダーの素

玉ねぎ◎
白菜(1/4)△
ベーコン◎
ブロッコリー◎
ジャガイモ◎

いいぞ!きちんとできそうだ!
ああっ!牛乳を獲ってない〜!!







拳斗・和輝・尚也早野拳斗(3年)・香川和輝(3年)・石田尚也(2年)チーム

調味料:
鍋用鶏がらスープ(濃縮)

長ネギ◎
キャベツ(1/4)△
牛肉×
人参◎
豆腐◎

牛肉が入ってしまったことで味の予測が不可能に‥







蘭馬・のり・忠鈴木蘭馬(4年)・近藤慶史(2年)・中村忠(2年)チーム

調味料:
すき焼きのたれ
(ストレート)

長ネギ◎
白菜(1/4)◎
鶏肉×
牡蠣?
しいたけ◎

じつはこのチームは鶏の水炊きに向かって着実に進行していた!
蘭馬!気づいてくれ‥




裕大・涼近藤裕大(3年)・木村涼(2年)チーム

調味料:
カレールウ(粉末タイプ)

玉ねぎ◎
キャベツ(1/4)
↑白菜よりはいい
豚肉◎
牛乳×
春菊×

カレーという最も容易な調味料を引いていたにもかかわらず、破滅への道を一直線。







ものすごい勢いで暗雲が立ち込めてきた少年キャンプであった。

   味見をしてオエッとなっている場合ではない→
















さて、キャンプ村に到着すると薪と炊事道具をレンタルして、かまどへと向かう





  


カレーなのにみじん切りにした玉ねぎを水に浮かべる裕大と涼。
お父さんお母さんにお願いです。
どうか一度カレーの作り方を教えてあげてください。



    さて、なんだかんだで出来上がった。 外はさすがに寒いので、休憩所で食べることに。
    幼年・1年生チームは、飯ごうで炊いたお米でおにぎりを作り、バーベキューの用意をするミッション。
    もちろん活躍したのはお父さんお母さんたちである。

鈴木拳真(幼)・小林祐樹(1年)チーム

柏木悠作(幼)・健作(1年)チーム

難波千尋(4年)・内藤幸也(2年)チーム

           白菜が入っているのでなんとなく和風だがとても美味しくできた。
           ただし、中村隊長の英断で他のチームから牛乳を半分もらって入れることに。

鈴木蘭馬(4年)・近藤慶史(2年)・中村忠(2年)チーム

         水炊きを作るつもりだった蘭馬。途中ですき焼きのタレだと教えたら案の定固まる。
         最後の手段でタレをすべて投入。どうなることかと思ったが日本の調味料には失敗がない。
         名前は付けがたいが、なにやら美味しい和風スープが出来上がった。牡蠣が最高!

早野拳斗(3年)・香川和輝(3年)・石田尚也(2年)チーム

          見事に煮詰まってしまった鍋。かき混ぜすぎたのか豆腐が砕け散っている。
          しかし鍋とはいえないが、煮込んだおかげで牛肉のだしが出たようだ。とても美味しい。
          すこし硬かったご飯も、蒸らしたらちょうど良くなっていた。

近藤裕大(3年)・木村涼(2年)チーム

         謎のカレー。玉ねぎはみじん切り、春菊と牛乳が入りキャベツはどこに消えたのか‥
         ところがミラクルが起こる。なんとこの怪しいカレーが子供たちの一番人気料理となる。
         子供の舌はカレーならなんでもいいのか?!と試食してみると確かに一番人気の味だった。




         借りた鍋類などを洗う。水が突き刺すように冷たい。涼だけビニール手袋持参で準備が良い。

         帰りのバスを待つ間、休憩所にあった竹馬に挑戦。なかなか上手に歩けない。

         拳真、裸足で軽々と操る。幼稚園でやっているそうだ。他の子供たちはひたすら走っている。

             なにやらけんかをして泣いている者数名。構わず集合写真を撮る。

                  帰りは静かでよかった。



                  おまけ:中村隊長の料理 《麦茶》





Copyright 2007 International Karate Organization Kyokushinkaikan Seisho Branch